どれほどのお返しにもかなわない愛の時間
いつのまに4月がきたんだろう
マイク・ケリーの遺体が2月1日、ロサンジェルスの彼の自宅で発見されました。
享年57歳(自殺)。マイク・ケリーは、現代美術アーティストで、ミュージシャン
ソニック・ユースの『ダーティ』(1992)のアートワークの人です
「若かった頃、私がアーティストになった理由は、落伍者になることを望んだからである。
もし君が自分自身を社会から徹底的に追放したかったら、アーティストになりたまえ」
彼が亡くなって、さぞかし多くの人が哀しみにくれているにちがいない。
追悼展にも出品された、あまりに美しいタイトルの作品
「どれほどのお返しにもかなわない愛の時間」(写真一番上のみ。もっといい写真はないのか。。。
あとは、2008年の横トリのときの写真)
このタイトルを見て涙するひともいて、それを聞いて涙するひともいる
芸術はそういうときのためにきっとあるのだと思う
マイク・ケリーさんに、僭越ながら、ご冥福を心より。
ありがとう。おつかれさま。